被災建築物応急危険度判定士(以下、判定士)の新規登録講習会に参加してきた。
この判定士というのは、大地震が発生した時にボランティアスタッフとして被災建築物の危険度判定をするための資格となる。
講習会は県が行っており無料となる。想像よりかなり盛況で、大ホールに100人くらいの受講者がいた。ちなみに全員建築士だ。
講習内容は、木造・S造・RC造それぞれの危険度を判定する調査方法についての説明と、活動時の注意事項等についてのビデオ上映となる。
講習で使用したマニュアルと、配布された応急危険度判定士手帳。👇
本来なら、講習会終了後、修了証と顔写真付き登録証の交付が行なわれるのだが、私はまだ建築士の免許を申請中のため、建築士の免許証発行後に判定士登録証の発行となる。
ちなみに、今回受講した「被災建築物応急危険度判定士」だけでなく、宅地の判定を行う「被災宅地危険度判定士」というのもあるようだ。建築物を判定するか、擁壁などを含めた宅地の危険度を判定するかの違いだが、宅地判定士は受講資格が建築物の方より厳しく、建築士資格+実務経験が必要となる。
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