どうもESTです。
今回はかなり古〜い漫画を紹介します。
その漫画とは「男坂」というタイトルからして男臭い漫画です。
この「男坂」は「聖闘士星矢」や「風魔の小次郎」を世に送り出した巨匠 車田正美先生の漫画で約30年も前の作品になります。
数ある車田作品の中でも、私としては大好きな漫画ですが(さすがに連載を現役で読んでいたわけではありません)、中学校で番長になり、他校と戦争して傘下に収めるといった内容が当時としても古臭く、受け入れられずに打ち切られてしまったようです。
し、昭和白虎隊… 当時は何も感じませんでしたが、改めて見ると強烈なネーミングセンスですね。笑
この打ち切りに関しては、作者である車田先生も未練があったらしく、最終回で大きく「未完」と書くなど無念さが伺えます。
(伝説の未完ラスト)
さて、そんな「男坂」ですが、なぜ今さら紹介したかと言うと、昨日気になる記事を読んだからです。
それは、4月30日に車田正美自身のオフィシャルサイトで、6月に向けて「男坂」新連載のため製作中と告知が出されたという内容でした。実現すればなんと30年越しの再連載となります。また、打ち切られた漫画の復活は異例中の異例とのことで、非常に気になる記事でした。
個人的には、前作でシルエットと名前しか出てこなかった奥羽連合を傘下に収め北海道を統べる「神威 剣」登場が楽しみです。
姿を現す前に打ち切りとなった残念な北の帝王の活躍を祈ります。
《2014年10月11日追記》
続編の単行本読みました。前作が3巻で終わっていたため、今回の単行本は第4巻となっています。で、読んでみた感想ですが、拍子抜けもいいとこです。作画は昔に比べると迫力に欠け、主人公の仁義はニヤニヤするだけのキモい男に成り下がっていました。
そして北の帝王、神威 剣(かむい けん)については、前作のシルエットとは似ても似つかない巨漢。デカいだけです。顔もやられ役にしか見えません。設定もおかしいし…
これなら未完のまま終えていた方が良かったと思います。せっかくの伝説の未完が、30年の時を経て駄作になった瞬間でした。🙏
お読みいただきありがとうございます。次の記事でまたお会いしましょう。👋